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「なりすましスパイ」【Netflix 】感想レビュー


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あらすじ

出版社の策略によって、犯罪小説が国際的暗殺者の回想録として売り出されたことで、ベネズエラの政治抗争に巻き込まれた小説家。

はたして無事生還できるのか?

 

出演

ケビン・ジェームズ

アンディ・ガルシア

ズライ・エナオ

 

監督

ジェフ・ワドロウ

 

予告編

 

オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐ (五段階評価)


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僕のオススメ度をひだまりスケッチの宮ちゃんに表現してもらいました。

 

感想

Netflixは今や世界規模で配信していますので映画界にも進出してきていまして、今やアカデミー賞にも絡んでくる次第。

その中で今回の作品、「なりすましアサシン」はコメディの傑作の一つに入れてもいいと言えるのではないかなと思う出来映えでしたね。

話は単純でビリヤード仲間のおっちゃんから聞いた殺し屋の噂話を元に書いた本が大ヒットした作家のサム。

編集者が勝手に実話ということで売り出しちゃったから自分がそのスパイだと間違えられて南米のゲリラ部隊にさらわれちゃうのだけど話は二転三転、主人公が逃げては捕まり、また、逃げては別の奴に捕まりといった具合に何だかんだであっちからもこっちからも暗殺の依頼を出されていくといったストーリー。

コメディといっても実はアクションも以外としっかりしていて、主人公の小説家が小説の戦闘シーンの参考にするために自分で格闘技のスキルを磨いてそれを参考にしているという物書きの鏡みたいな人なんですね。

最初はビビって逃げてばかりなんだけど勇気を振り絞って戦うと結構強いところがリアリティがあって良かったですね。

 
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こんなおじさんですが以外にもかっこいいです。

 

レビュー

この映画は単なるコメディアクションとしての見方ができる一方で南米政府やその政治に介入するアメリカに対する痛烈な政治風刺としての見方もできる作品なんですよね。

主人公のサムを取り巻く南米ゲリラ、麻薬カルテルベネズエラ政府がそれぞれサムに暗殺の依頼をだしてくるのですが結局は自分の利益のことばかり考えている連中ばかりで国の発展や治安の安定は考えていないのです。

それに介入してくるアメリカのCIAもさらわれたサムの救出をすることなく傍観をきめこむ始末。

その上CIAは自分たちの都合のいい組織に次々と乗り換えていくといった何枚舌なのっていう暴虐ぶり。

でも、これって今の南米の形態そのものでコメディにしてるけど実際はもっとひどい状態なので決して笑えた状態じゃないんですよね。

そんな中でベネズエラ大頭領はこんな国に生きてることに絶望してサムの目の前で自殺してしまいます。

これは主人公のサムの心情と似たような状態で毎日のしがないデスクワーク仕事に絶望していたために空想の世界で違う自分をつくって楽しんでいたのです。

でも、結局のところはどんなところで生きていようと自分自身で変えていかないと何も変えることはできないよっていうのがテーマなので自分を変えていけということをこの映画で学べると思います。

物語の2つの見せ場であるヘリコプターでの攻防は「007 スペクター」へのオマージュとみられますので「007 スペクター」と合わせてお楽しみいただけるかと思います。

 

それでは今回はこの辺でノシ

 

Netflix にて配信中

https://www.netflix.com/browse

 

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こちらも南米政府の政治の難しさがわかる作品。日本タイトルに反して話が結構重い!

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「007 スペクター」

冒頭とラストのヘリコプターのアクションシーンはここからのオマージュかと