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「そして誰もいなくなった」感想、渡瀬さんの役者魂!


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あらすじ

八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ『自然の島ホテル』のオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。
 七尾からの招待状を受け取りやってきたのは元水泳選手の白峰涼(仲間由紀恵)、元東京地裁裁判長・磐村兵庫(渡瀬恒彦)、元国会議員・門殿宣明(津川雅彦)、救急センター医師・神波江利香(余貴美子)、元傭兵・ケン石動(柳葉敏郎)、元女優・星空綾子(大地真央)、ミステリー作家・五明卓(向井理)、元刑事の久間部堅吉(國村隼)の8人。島に到着するも、ホテルの執事夫婦・翠川信夫(橋爪功)とつね美(藤真利子)からオーナーの七尾は不在であることを伝えられる。
 これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか―期待と不安に包まれながら用意された夕食をとっていると、突如としてどこかから彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。
 それぞれの胸の内に去来する過去の出来事…。10人が互いの過去を探り合う中、突然招待客のひとりが目の前で殺害される! そしてそれをきっかけとするように、ひとり、またひとりと招待客が殺されていき…?(公式サイトより)

 

   

           ↖予告編です

 

衝撃のオチ度 ☆☆☆☆☆

(☆1~5の基準で盛り上がった部分をレビュー)

 

感想

土曜日からの2夜連続ドラマということでこの2日間は21時までに万全の状態にして観賞しました。

アガサ・クリスティーの有名な原作は不勉強ながら未読だったので誰が犯人か全くわからないなぁ~まぁどうせ仲間由紀恵が謎を解いて解決って流れなんだろうなぁ~って感じの軽いノリで観賞したんですね。

そしたらこのドラマどえらいものだったんですよ。

事件ですよ、金田一さーん

って感じの石坂浩二ボイスナレーションで幕を開けたかと思えば瀬戸内米蔵ならぬ津川雅彦演じる元国会議員の登場で個人的テンションアップ。さらに物語に架空の国、エルドビアの登場でえ、相棒?と思ったのですがこのドラマの監督、和泉さんでした。(相棒の監督だよ)

そんなこんなで名俳優10人が差出人不明の招待状を持って孤島に集まり(全員無用心過ぎだろ!)もう、フラグとばかりにお調子者の向井理演じる推理作家が毒殺され、それを皮切りに1日3人ペースで殺されていくのだった。

って感じで前編で6人も殺され続く後編でいよいよ解決編ってことで仲間由紀恵がお前のやってることはすべてお見通しだ!と犯人を糾弾かと思ったのだが完全にビビってます。

こんな状態じゃあ解決できないだろう、と思ってたらなんと後編開始1時間で全員デッドエンド!

えー!!

(ここから先はご鑑賞された後に読んでください)

 

 

そんな訳でオチの感想なんですが実は6番目に殺されたはずの渡瀬恒彦演じる元判事、彼が犯人だったんですね。

しかもここですごいと思ったのが犯人も末期のガンで残りの人生を子供の頃から持ち合わせていた殺人衝動を満たすために完璧なトリックで9人を殺害するのが目的だったという点。

渡瀬恒彦さんは先日、本当にお亡くなりになって大変残念だなと思ってたんですがこの作品は遺作にあたる訳なんですね。

で、これは個人的な考察なんですが渡瀬さんは自分の死期を悟ってあえてこの役を引き受けたんじゃないかと思うんですよ。

渡瀬さんは近年では9係やおみやさんといった刑事ドラマの主役を演じられることが多く自分のイメージが刑事役に片寄ってたことに俳優としての不満があったんじゃないかと思うんです。

そこで死の直前でサイコパスの役を演じることで俺はどんな役でもこなせる俳優なんだぞ、それを忘れるなと視聴者に印象付けようとしたんじゃないかと。

意図的にしろ、意図してなかったにしろ結果的には僕らの心に永遠に刻み付けられたのだから俳優としては本当にすごいことをしたなぁと感心しました。(ちょっと上から目線かも)

 

というわけで何かぐだぐだした感想になってしまったなぁという印象ですが読んでいただいた方には本当に感謝です。では。

 

 

そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)
 

        ⬆

 今回のお話の原作。傑作だそうですのでぜひ。僕もこれから読みます。

 

獄門島 (角川文庫)

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         ⬆

金田一シリーズ。横溝先生はクリスティーの影響すごい受けているんだなぁとわかる一作

 

 

名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

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アガサ・クリスティーの代表的な探偵シリーズ。外れのない傑作揃いのシリーズ。

主演のデヴィッド・スーシェの名演は感嘆もの!